JRA調教師の引退といえば、2月最終週の風物詩であった印象がありますが、今年(2024年)は3月の1週目になっています。なぜ?と思っている競馬ファンもおられると思います。
競馬施行規程が2019年に改定されていた
2019年6月に日本中央競馬会競馬施行規約第31条及び日本中央競馬会競馬施行規程第50条が改正され、調教師免許及び騎手免許の有効期間を下記の通りとすることになっていました。
●調教師免許の有効期間の取扱い(概要)
調教師免許の有効期間の満了日に起因し、出走馬の管理調教師が、出馬投票日と開催日とで異ならざるをえない状況を解消するため、2月末日で引退する調教師の免許の有効期間を以下の通り延長する。
(1)2月末日が木曜日であるとき 3月5日(火)まで
(2)2月末日が金曜日であるとき 3月4日(火)まで
(3)2月末日が土曜日であるとき 3月3日(火)まで
(4)2月末日が日曜日であるとき 3月2日(火)まで
(5)2月末日が月曜日であるとき 3月1日(火)まで
今年 なぜ?と感じたのは
改正されて以降の2月末日は
2020年2月末日は 土曜日 →開催日としては2/29・3/1の土日で引退
2021年2月末日は 日曜日 →開催日としては2/27・2/28の土日で引退
2022年2月末日は 月曜日 →開催日としては2/26・2/27の土日で引退
2023年2月末日は 火曜日 →開催日としては2/25・2/26の土日で引退
今年の2月末日は木曜で 引退される調教師の免許は3/5まで有効となり、 開催日としての土日とも3月にずれこんだのは今年が初めてでした。
今年開業の調教師の開業日は3/6
というわけで、注目の福永きゅう舎をはじめとする、今年開業の調教師の開業日は3月6日になります。
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